東５ホール は33a

春コミ、サークル参加します！

 
新刊『flowers*』A5/36P/￥400
エドリディとちーさや（空色勾玉）と藍春（うたプリ）の短編詰め合わせです＾＾
若干布教本みたいになってますが、説明が下手なのであんまり布教できていない本になってます。
ひとつでも好きなカプがありましたら、どうぞ手にとってみてくださいなー＾＾＊
春コミ終わったら通販もする予定です。
サンプルはこちら（pixivに飛びます）

伯妖アンソロと、インテで出したコピ本の残り５冊も持って行きます。コピ本は改めて刷る予定はないので、もし欲しい方がいらっしゃいましたら先着順に取り置きしますのでご一報ください（通販の方でも可です）。
その他既刊もある分は持って行きます(´ワ｀)

バスの時間の関係で１４時には撤収作業を始めようかなーと思ってます。なぜ次の日が平日なのだ……。
ぼっち参加で暇してると思うので、午前中のみスケブ受け付けます＾＾＊　よかったらどうぞー

５月のスパコミはうたプリスペースで参加予定です。
当日お会いできる方、よろしくお願いします＾＾＊

6号館Ｄみ29a Purity+Rayです( ´ ▽ ` )

当日の朝に更新しても誰も気付かないよ！  って感じですが( ´ ▽ ` )

インテ参加します！
既刊と、新刊としてアンソロ（A5/136P/1300円）と、できたてほやほやのコピ本（A5/24P/200円）を置いておきます( ´ ▽ ` )ﾉ
コピ本は今から製本ですが…無事に机に並んでたら褒めてください＼(^o^)／

ぼっち参加なので、狩りにでかけている可能性があります。
スケブ受け付けさせていただきますので、興味がありましたらどうぞ！

参加される方、どうぞ気をつけてお越しください(*^^*)

髪を撫でる

五月病ってこんな感じなんだね！　と同期と言い合っている昨今ですこんにちは(´ワ｀*)
寝ても寝ても寝たりないですーという願望があらわれたエドリディを投下します＾＾


＋＋＋

　髪が緩く引っ張られ、ふわりと背に落ちる。
　ブラシの柔らかな毛が地肌をくすぐり、長い髪の間をするすると進んでいく。
　合間合間に彼の指先がリディアの地肌をすり、心地よいような、くすぐったいような刺激を与えていく。
　さきほどから飽きずに繰り返されているその感触に、少しずつ落ち着かない気分になってくる。
「あの、エドガー」
「ん？」
　彼女の夫は上機嫌で、鏡台の前に座ったリディアを鏡越しに覗き込んできた。
　右手にはヘアブラシ、左手には彼女の髪を一房持っていて、リディアがなにか言う前に左手を自分の口元に近づけて髪に口づける。
　見慣れた動作だとは思うのに、ぱっと顔を赤らめてしまう。エドガーがうっとりとした顔で「いい香りだ」なんて呟いているものだから、余計にだ。
「もうそろそろ、乾いたんじゃないかしら……」
「うん。ふわふわしてきた」
　にこにこと笑うエドガーは、それでもリディアの髪をいじることをやめようとしない。
　落ち着かないのだけれど、嫌ではないのだから、やめてと言うのもおかしいかしらと、リディアは眉を寄せて考える。
　それに気づいたエドガーは、不思議そうに目を瞬かせた。
「どうしたの、リディア」
「あ、ええと」
　鏡越しに見るエドガーの像はほんの少し歪んでいる。
　本物の彼を見ようと小さな椅子の上で身じろぐと、肩を包むようにして支えてくれた。
　どういうわけかとても安心して、甘えるように身を寄せてしまう。
　カタン、と軽い音がした。
　ヘアブラシを手放したエドガーは、リディアを抱え込んでくすくすと笑っている。
「眠くなっちゃった？」
「……そうかも」
　言われるとそんなような気がしてきて、ふわ、とあくびが漏れる。
「アルヴィンも、頭を撫でてるといつの間にか眠そうにしてるんだよね」
「あの子は赤ちゃんだもの」
「きみだって、僕だってそうじゃないかな。子どもの頃を思い出して、きっと安心するんだ」
　ええ、そうかも。
　思いながら、ふと気になって、エドガーを見る。
「エドガーも？」
「うーん、多分ね」
　まじまじと見ていると、エドガーが面白そうに彼女を覗き込んでくる。
「試してみる？」
「え？　えっと……」
　間近で輝く灰紫が期待に満ちた目でリディを見ている。気恥ずかしさよりもおかしさが勝って、リディアもくすくすと笑い出した。
「試してみるわ。座ってくれる？」
「ベッドに行こうよ。本当に眠ってしまったら大変だ」
　それもそうだと頷いて、ベッドまでのわずかな距離を、手を繋いで歩く。
　部屋履きを脱いでふかふかのベッドに腰掛けると、エドガーはさっさとリディアの膝の上に頭を乗せた。
「えっ、エドガー」
「きみが上手に寝かしつけてくれれば、いたずらせずに終われるんだけどなあ」
「またばかなこと言って」
　苦笑しながら、彼の目蓋の上に手をかざす。素直に目を閉じたエドガーを愛しく見つめながら、さらさらの金糸をゆっくりと梳きはじめた。
　真っ直ぐに流れていく髪は、指に絡めるときらきらして、とても美しい。
　少し冷えていた指先に、彼の地肌からじんわりと熱がうつってくるようで、リディアは夢中になってエドガーの頭を撫でた。
　と、じっとしていたエドガーが身じろいで、あくびをかみ殺した。目蓋をとろんとあげて、力の抜けた笑顔でリディアを見上げる。
「……本当に眠くなってきた」
「もう寝る？」
「いたずらしたかったんだけどな……」
　緩慢な動作でベッドに転がり、リディアを引き寄せる。されるがままに彼の懐に潜り込んだリディアは、ゆっくりと頭を撫でてくれる手を感じて眼差しを緩めた。
　エドガーはもう目蓋を下ろしてしまっている。この手の動きは無意識だろうか。
　緩く身体を丸めて、リディアも目蓋を下ろす。寄り添い眠るこの時間が本当に幸せで、リディアは口元を綻ばせた。

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スパコミ情報

スパコミ参加は５月３日で、東５ホール　は４２a『Purity+Ray』にいます＾＾*
新刊はR１８なので、身分証的なものを提示していただくことがあるかと思いますが、ご協力よろしくお願いします＞＜

当日は既刊の「Baby Love」、「Only loving, only it.」、「あまいミルクに蜂蜜を」も持っていきますーアンソロ告知ペパも持っていきます！
今回はひとり参加で暇してると思いますので、スケブなどもお引き受けしようと思ってます＾＾＊

新刊「Innocent Seduction」　※R18
A5オフ／52ページ／小説／￥500























大きい画像はpixivにアップしてあります。
続きから本文サンプルです＾＾*

 

本編終了後。リディアが、夫婦らしい夜の過ごし方についてあれこれと模索するお話……かな(´ワ｀)

＋＋＋

　最近、エドガーとまともに顔をあわせていない。晴れて全てが解決してからは、お互いになるべく傍にいるよう心がけていたからか、一週間もまともに彼と会話をしないなんてことは本当に久しぶりだ。
　平穏な日々が定着したということかもしれない。生活が安定してきて、お互いにそこにいることが当たり前になったからこそ、離れて過ごしても平気になったのかも。
　けれど、正直に言うとリディアは寂しい。
やっと、なんのしがらみもなくなったのに。
　そもそも中流階級で育った彼女にとって、家族はいつも顔をあわせているものだという意識がある。それが夫婦ならなおさらだ。
母が生きていた頃は、毎日かいがいしく父の世話を焼いていた。リディアも、夫となる人に対してはきっとそうするのだと思っていた。
　しかし、彼女が選んだ貴族の妻という生活は、慣れ親しんだ生活スタイルとは大きく異なっている。
もっとも、これまでエドガーと夫婦として過ごしてきた時間は、普通の貴族の生活とはとても言えないものだったが。
とにかく、夫とともに時間を過ごすための口実として、一枚の手紙を頼みにするような生活は想像していなかった。
　手紙を前に、また悶々としだしたところでケリーが部屋にやってきた。昼のドレスに替える時間は過ぎていたが、仕事が一段落するまで待っていてもらったのだ。
「奥さま、そろそろドレスのお召し替えを……まあ、どうなさいました？」
「ケリー。ううん、なんでもないの……」
　言いかけて、やはり助言を求めようと気を変えた。ケリーに隠すようなことでもない。
「あの、エドガーはどうしてる？」
「ご友人方とご歓談中ですわ。先ほどブランデーをお持ちしました」
「お酒を飲んでるの？」
　まだ真っ昼間なのに。びっくりすると、ケリーはなんでもないことのように笑う。
「飲んでいるというほどではありませんわ。仮にもみなさま紳士ですもの。こんな日の高いうちから戯れに酔っぱらったりなさいません」
「そう……」
　ケリーに促されてドレッシングルームへ足を進めながら、またチラリと手紙に目をやる。彼女の物思いに気づいたケリーが首を傾げた。
「旦那さまに、奥さまがお呼びですとお伝えしましょうか」
「急ぎの用事というわけじゃないんだけど……迷惑にならないかしら」
「迷惑だなんて、まさか！　リディアさまがお呼びとあらば、なにをおいても飛んでいらっしゃいますわ。でも、せっかくですからお召し替えを先にいたしましょう」
　にっこりと笑う侍女に励まされて、リディアも笑う。
上品に仕立てられたクリーム色のドレスに着替えながら、エドガーはこの意匠が気に入るかしらと考える。
既婚の、しかも子持ちの婦人が着るにしては少々可愛らしすぎる雰囲気のドレスだけれど、まだ二十歳前であるリディアの瑞々しさを引き立てている。ふんわりとしたオーガンジーを重ねたドレスを身に纏うと、心まで軽く浮き立つようだ。
もうすぐに会えると思えば、募っていた気持ちがますます自覚されて、彼女は胸をはやらせた。

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伯妖バトン

雨さんが伯妖バトンを作ってくださいました☆
早速答えさせてもらいましたよー伯妖への愛を再確認しました……はああ＞＜。
ネタバレなどまったく考慮していないので、大丈夫な方だけご覧ください＾＾＊

＋＋＋

1　お名前を教えてください
一樹夜深です！　かずきさんとかしんやさんとか呼ばれることもありますが、いつきでやみです(´ワ｀)

2　いつから伯爵と妖精を読んでいますか？
いつだー８年前……？　わー！

3　はまったきっかけは？
なんだったかな……どなたかにオススメされたのか、どなたかがオススメしていたのを見たのか。覚えてないです(´・ω・｀)

4　好きな表紙、巻はありますか？
選べないです！！！（画像としばらく睨めっこした結果）
アルビオンのリディアがめっさ可愛いと思います。……全体的な雰囲気だと、呪いのダイヤとか取り換えられたプリンセスとか、初期の方が好みかもです(´ワ｀*)
巻もなー全部好きですようおう。あえて言うならロンドン橋かなあ……いろんな転機がぎっしり詰まってますよね=3

5　好きな台詞は？
「でもエドガーさま、狼でない時があるんですか？」
＼＾ｑ＾／

やっぱり女神に捧ぐ鎮魂歌の、ケルピーに抱えられながらの告白合戦のところと、ロンドン橋での「あたし……あなたと結婚するわ！」の後のやりとりが……！！
うわん！　好き！！

6　感動したシーンは？
ラストのアーミンとケルピーにもってかれた感が半端ないです。アーミン最初は嫌いだったのになあ……。
あとは旦那が記憶取り戻したところですね！　リディアと一緒に泣いちゃう！

7　恋人にしたい又は友達にしたいキャラクターは？
リディアとロタに混じってきゃっきゃしたいなー(´ワ｀*)あっでもエドガーのやきもちから身を守れる気がしない！

8　好きなカップリングorコンビは？
エドリディは言うまでもなく＾＾
エドガーとロタのコンビとか、アーミンとレイヴンの姉弟とか、たまに会話してるとにやにやしました（笑
遠慮のない間柄って好き＾＾＊　あ、主人に遠慮のない突っ込みを入れる従者のコンビも好きです！

9　好きなキャラは？
エドガーとリディアは別格なんですけども。
えーとえーと。レイヴン、ポール、ロタは裏表がなくて安心できるキャラでした！

10　エドガーになにかできるならなにがしたい？
心おきなく眺めてたいです。マジックミラー越しに（笑
リディアけしかけて素の表情みせてもらいたいなー(´ｖ｀*)

11　リディアになにかできるならなにがしたい？
ぎゅうぎゅうして猫っかわいがりしたいですね！（笑顔
一緒にお茶しながら妖精の話聞きたいなー(´ワ｀*)

12　殴りたいと思ったキャラは？
愛を込めてエドガーと、鬱憤を込めてリディアの叔父さん（ラストで少し株が上昇しました）

13　伯爵と妖精の世界に入れたなら何をしますか？
社交界にひっそり紛れ込んで、公の場でいちゃついてる伯爵夫婦が見たいです！←

14　伯爵と妖精を一言で表すと？
愛(*´ワ｀*)

15　最後になにか一言！
伯妖への愛を再確認しました……（息切れ
バトン作ってくださってありがとうございます！

 

続きまして以下、二次創作系バトンです

16　ジャンルは？
文章と絵と漫画……？

17　かかる時間はどれくらいですか？
３０分から数日間と幅広いです。

18　アナログ？デジタル？
絵はたまに水彩ですが、最近はほとんどデジタルです。

19　プロット(あらすじ)はあらかじめ考えてからかきだしますか？
ポエムのようなものからできあがってくことが多いかなあ。
漫画はちゃんとプロット立てますが、小説はかきたいとこだけ書いて放置とか、よくあります(´ワ｀)

20　作業中になにか音楽をきいたりしていますか？何を聴いていますか？
にこにこさんで作業用BGMとか探してみたり。
イメージソングがあればそれを延々リピートしてたり。してます！

21　よく使う色、または単語はありますか？
キャラの髪とか瞳の色はよく使います。あと、景色を表すのに色を持ち出すことが多い……。
表情の描写と仕種の描写は自分でもくどいわあってくらい書いてますね！

と、ここで気づいたけど色って絵の話か……！
最近は差し色にビビットな感じの水色・ピンク・黄緑を使うことが多いです(´ｖ｀)

22　かきやすいキャラは？
文章だとエドガーかな。同じ気持ちでリディアを愛でてるので（笑
絵だと断然リディアですねー女の子大好き！

23　かきにくいキャラは？
文章だと、ニコとロタの口調はいまだによくわかってません。
絵はなあ。エドガーとケルピーがかっこよくかけなくてなあ……。

24　作業のうえで気を付けていることは？
雰囲気重視（…）。あと、原作のイメージをなるべく壊さないようにすること。
自分の原作イメージをなるべく忠実に表現できるように頑張ること。
たまに趣味に走ってますが！

25　自分のお気に入りの作品はありますか？
オフ本だと、「夢解き」と「Dear Full of Fire」と「Only loving, only it.」。
ウェブ掲載のものだと、「慈母の光」と「only human」かなあ。あと「繋がる距離」の思春期エドガーは描いてて楽しかったですｗ
一枚絵は描きすぎてよくわからないので割愛！

26　最後に、今後かきたいキャラ、シチュはありますか？
シルヴァンフォード参りと実際に子ども産まれた後のお話をぜひ本家さまに書いていただきたいのですが……！（質問の主旨と違う）
自分としてはもう書き尽くした感があるので、あとはパロで遊ぶくらいかなあと思います(´ワ｀)

ここまで読んでくださって、ありがとうございました！

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